情報処理試験は難しい国家試験

ITパスポート試験以外は難易度が高い

情報処理技術者試験って?

情報処理の能力をはかるための試験として、情報処理技術者試験があります。

情報処理技術者試験は、「情報処理の促進に関する法律」に基づき、経済産業省が、情報処理に関する知識や技能が一定水準以上であることを認定する国家試験になります。

情報システムを構築・運用する技術者から、情報システムを利用するエンドユーザーまで、情報処理に関係する全ての人におすすめの試験として活用されています。

合格率は?

情報処理技術者試験は、特定の製品やソフトウェアに関する知識が問われる試験ではなく、情報処理技術の背景として知っておくべき原理や基礎などの幅広い知識を総合的にはかる試験となっています。情報処理技術者試験には全部で12種類の試験があります。

全ての職業人を対象にしたITパスポート試験は最も難易度が低く合格率も60%程度となっています。その他の試験はかなりの難関で、基本情報技術者と応用情報技術者の合格率は20%台ですが、高度情報処理技術者試験になると合格率は10%台となり、なかなか合格できない難易度の高い情報処理 試験であることがわかります。

情報処理技術者試験は毎年春と秋に行われていますが、春のみ、秋のみしか受けられない試験もありますので、注意が必要です。